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短期記憶のマジカルナンバー

これまでに何度か記憶の心理学についてご紹介しました。記憶とは何か、そして忘却曲線については以前の記事をご覧ください。

今回は記憶の中でも、短期記憶について着目してご説明します。そもそも短期記憶とはなんでしょうか?

記憶にもいくつかの分類があります。その中で「数十秒から数十分という短時間保持できる記憶」を短期記憶と言います。この時間の間には想起(思い出す)や復唱が可能です。

そんな短期記憶には人間の限界が存在します。人間の限界、通称マジカルナンバーについて詳しくご紹介致します。

マジカルナンバー7

アメリカの認知心理学者ジョージ・ミラーが短期記憶の限度について研究致しました。まず、ミラーは記憶の単位を「チャンク」と名付けました。例を挙げると、「り」「ん」「ご」と三つに分けた文字だと3チャンクと捉えます。しかし、「りんご」と一つの単語になると1チャンクとしてとらえられるのです。

そして、そのようなチャンクは「7±2」が人間の限界であると決定付けました。

しかし、ネルソン・コーワンの研究によって、最近では本当の限界を「4±1」程度であると発見されました。ですので、最近ではマジカルナンバー4と言われるようになりました。マジカルナンバー4で、よく言われる例として電話番号が挙げられます。電話番号は10桁や11桁の数字で、00012345678と並んでいると覚えづらいです。しかし、000-1234-5678とハイフンを入れ、4桁までのチャンクに分割すると記憶しやすいのです。郵便番号や金額の表記にハイフンやカンマを入れると思いますが、電話番号と同様に認知や記憶を助ける役割を果たしています。

情報を小分けにしよう

以上が、短期記憶の限界マジカルナンバーでした。覚えづらい単元や多くの要素が絡むものに関しては、一度4つ前後に区切って考えると頭がクリアになると思います。マジカルナンバーを利用して、効率のいい勉強を導き出しましょう。

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