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国立大学受験の受験戦略

今回は国立大学を目指す人がどのように勉強を進めていったらいいかについて話していきます。
国立大学と私立大学の受験の違いは大きく2つあります。

一つ目は、科目数の多さ。私立大学では1、2教科から受験できますが、国立大学は、学校や学部にもよりますが、理系なら英数国理か2つ社会を勉強しなくてはいけないので、1教科にかけられる時間は、私立専願の人の1/3~1/2になります。ですので、もし国立を目指している人は、私立受験の面でも、私立専願に比べ不利があるということを自覚して、早めに受験勉強をスタートさせましょう。単純計算で2~3倍の受験勉強をしないと、1教科当たりの勉強時間が同じになりません。

二つ目の違いは、1校しか受験できないところです。
難航も受けられる私立大学と違い国立大学は、前期1校、後期1校しか受けられないので、リスクがあります。もちろん、私立大学も併願すると思いますが、上記のように教科数が多い分、私立専願の人の方が有利です。
では、国立大学を目指す上でどうするかなんですけども、2つ戦略をご紹介します。

戦略1 英数を高3になる前にある程度完成させる。

英数に関しては、理社に比べると授業数も多く、受験範囲も比較的早めに終わるため、早くから受験対策に移行しやすい教科です。
また、私立の受験においてもほぼ100%使う教科になっているので、滑り止めとして私立に確実に合格するためにも、早めに完成させておいた方がいいです。
さらに、英数は受験での得点比率が国立私立ともに高い教科なので、早めに仕上げて得意科目にしましょう!
なので、英数を早めに完成させて、高3で理科や社会の勉強をするゆとりを作っておきましょう。

戦略2 国語と社会は勉強しない

理系であれば社会と国語。文系であれば理科、つまり共通テストでしか使わない科目は家庭学習はせずに、授業内で完成させるつもりで授業に臨みましょう。勉強するのは、12月とか共通テストの勉強を始めるときで大丈夫です。その分の時間を、英数理などの主要教科に当てましょう。
また、文系でも数学は家庭学習した方がいいです。文系でも経済学部などでは数学を使う学校もあるし、配点も大きいからです。

いかがでしょうか。細かい戦略はほかにも色々あるんですけども、今回は大きなものを2つご紹介させていただきました。
国立大学を目指す人は参考にしてもらえればと思います。

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