学校に行くのが辛い・… | 大塚駅徒歩3分個別学習塾 谷合ゼミナール

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学校に行くのが辛い・勉強するのが辛い人へ

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「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ。

サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。

シロクマがハワイより北極で生きることを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。」

これは梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』(新潮文庫)の一説です。

「学校に行く」とか「勉強する」というのは、あくまでも生き方の一つ。

学校を楽しいと感じる人もいれば、学校が苦痛と感じる人もいます。

学校が苦痛だと感じて、学校に行かないことは、『逃げ』ではありません。自分が生きやすい場所を選んだ『積極的選択』です。

「将来困るぞ」という人もいるかもしれません。実際困ることもあるかもしれませんが

シロクマにとっては、食料を得にくかったとしても、北極で生きる方が生きやすいから、北極にいるのです。

他の人から見て、生きやすい・生きにくい環境と、あなたにとって生きやすい・生きにくい環境は違います。

他の人から見て「大変」な生き方でも、あなたにとって「楽な」生き方であれば、それを後ろめたく思う必要はありません。

あなたにはあなたの「楽な」生き方があります。

「井の中の蛙大海を知らず」

井の中の蛙でいいのです。蛙は大海では生きていけません。

上を目指すことは大切ですが、それはあくまでも、自分が生きやすい土俵の上での話

自分が生きにくい土俵で上を目指す必要はありません。

あなたが生きる土俵はそこじゃない。

「井の中の蛙大海を知らず」には実は、続きがあります。

「井の中の蛙大海を知らず。されど空の蒼さを知る。」

どこで生きてもいい。

自分の生きやすい場所で生きていい。

それでも、「空の蒼さ」は忘れないでほしい。

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