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正しい褒め方、間違った褒め方
子育て・教育の中で悩ましいのが、「褒め方」。褒めた方がいいのは何となく聞いたことがあるけど、実際褒める箇所が見つからなったり、褒め方がわからないという方も多いのでしょうか。
そこで今回は、意外とやってしまいがちな間違った褒め方と正しい褒め方をご紹介します。これが分かれば、もう褒め方が分からないとか褒める場所がないということはなくなります。
➀間違った褒め方:才能や成果を褒める
「賢いね」「頭いいね」もしくは「〇〇点も取ってすごいね」という風に褒めることがあるかもしれません。しかし、この褒め方は実はあまり良くありません。才能や成果を褒められるとより難解な問題に挑むチャレンジ精神がなくなってしまいます。子どもにとっては褒められたのは、「才能」や「成果」であるため、正解する=褒められる という図式ができてしまい、正解する可能性が低くなる難解な問題にチャレンジしたくなくなってしまいます。しかも、現実に学校の授業は段々と難しくなっていきます。そして、成果を得られなくなってしまうと、褒められなくなってしまうので、勉強が楽しくなくなってしまい自信も低下します。
ではどのような褒め方がいいのでしょうか。
②正しい褒め方:努力を褒める
正しい褒め方は努力を褒めることです。努力を褒められることで、より褒められるためには、努力が不要な簡単な問題ではなく、努力が必要なより難解な問題にチャレンジするようになります。もちろん難解な問題に挑んでいるので、正解しないかもしれませんが、努力に対して褒めてもらえるので、正解に向けて努力しますし、正解した際は大きな自信につながります。
褒める際に、成果について褒めることもあるかと思いますが成果を褒める際は必ず努力したからこの成果が得られたと伝えてください。つまり、「○○点取れてすごいね」ではなく、「一生懸命勉強したから○○点とれたね。すごいね。」と褒めてください。
そう考えると、たとえ点数が低かったとしても、褒めることはできます。なぜならば点数は成果であって努力ではないからです。「✕✕点だったけど、一生懸命頑張って偉かったよ」など、点数ではなく努力にフォーカスした褒め方を意識するといいと思いまう。
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