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自分で自分を見る

皆さんは自分を端的に表すとどんな方でしょうか?優しい、人懐っこい、短気、せっかち等様々な用語が思いつくかと思います。そんな「自分を見つめて考える」といった行動は実は勉強にも役立つのです。今回は、自分を客観的に見る力であるメタ認知について紹介いたします。

メタ認知とは?

メタ認知とは前述の通り「自分を客観的に見る力」です。こちらは主に小学校高学年以降に成長するとされています。この力が身につくと、自己調整学習能力が高まるとされています。つまり、自分を高める為にはどうしたらよいかと自分で考えることができるということです。学習に結びつけるとしたら、自分の学習方法を見つめ直し、より良い学習方法を考えることが出来ます。

メタ認知を身に着ける為には

メタ認知を身につけるには様々な方法がありますが、最たる例として挙げられるのは「得手不得手を把握すること」です。これは社会が得意、英語が苦手という大きな単元としてでも、戦国時代が得意で、明治時代が苦手等単元の中の事象でも構いません。とにかく自分が得意と感じるもの、不得意と感じるものを上げましょう。

次のステップとして、「不得意のを出来るようになるためにはどうしたらよいのか」と考えます。最初の内は中々思いつかないかもしれませんが、周りの人(友人や先生や親等)に聞いてるのも良いでしょう。こうして、不得意なものを理解し、受容し、更に発展させることで「自分を客観視すること」が出来るのです。

今回は、メタ認知について簡単に説明いたしました。メタ認知は簡単には身に着けられるものではありませんが、大学へ進学し、社会に出た先でも重要になる能力です。自分の出来る・出来ないの把握は、自分の力量を知り、仕事をよりよく計画的に行えるからです。皆さんも是非中学・高校の内から、自分と徹底的に向き合ってみましょう。

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