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聞くか自分で考えるか

質問をしたときに、「自分で考えろ」と言われることもあるかもしれません。僕も言うことがあるかもしれません。「なんでも質問して」と言いつつ聞いたら、「自分で考えろ」と理不尽に感じるかもしれませんが、僕が質問を受けたときは大きく3つの返答があるので、ご紹介します。

質問の返答➀:考えてもらう

1つ目はもう少し考えてもらう方法です。生徒が考えればできそうな問題や明確な答えがあるわけではなく考えるプロセスが大事な場合は考えてもらいます。数学の問題などは「もう少し考えてみよう」ということも多いかもしれません。

質問の返答②:答えを得る方法を伝える

2つ目はどのようにしたらその答えにたどり着くかのプロセスを教える方法です。「ネットや辞書で調べてみよう」などがこれにあたります。生徒が考えても答えが出ないときや、そもそも考えるための材料(構文・単語や公式)を覚えきれていないときにこのような返答をします。方法を教えることで、授業外で疑問を持ったときでも自分で解決する力が身に付きます。具体的には、1.何を調べるのか。辞書なのか参考書なのかネットなのか。2.どのように調べるか。辞書のどの欄に注目すればいいのか。ネットであればどのような検索ワードでどのようなサイトを見るか。

質問への返答③:答えを言う

3つ目は答えを直接言う方法です。これは、そもそもの理解ができていないとき暗記ものやその日のメインの目的ではない質問に使います。例えば、暗記の場合は何度も聞くことで覚えられるので答えることもあります。英語の比較の文法をメインの目的としている際に、問題文中にわからない文法や単語が出てきた場合はそのまま答えを教えます。

➀考えてもらう②答えを得る方法を教える③答えを言う と3つ説明してきましたが、1つ重要な観点があって、それは『時間』です。考えてもらう方が時間がかかりますし、すぐに答えを言う方が短時間で済みます。なので同じ質問であったとしても、どのくらいの時間の余裕があるかによっても変わってきます。

ただ、質問する側のことで言うと、わからなかったらすぐに聴いてしまった方がいいと思います。考えてわかりそうとかこれを調べたらわかりそうと言うのがあれば自分で解決してもいいかと思いますが、そういった手がかりが見つからなければすぐに聞いちゃいましょう!100回も同じことを聞けば嫌でも覚えられます!

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